レコードが今なお人気の理由について

レコードが今なお人気の理由について
多くの人が音楽を聴く方法としてストリーミングサービスを利用するようになっていますが、そんな音楽業界で少し前から新たなトレンドとしてレコードの人気が世界各地で急激に高まってきています。
もともとレコード市場は熱狂的なファンが支えてきた歴史があり、アメリカの統計では2005年までは売り上げが横ばいだったのに対して2007年頃を境にジワジワと売り上げが伸びてきており、2020年では前年より46%も売り上げが伸びているほど成長しています。
現在レコードが人気である理由の1つには、若い人達からの支持が高まっていることにあります。
現代ではエンタメが溢れかえっており、どんなことも早送りしながら楽しむことが当たり前になってきていますが、あえてアナログ音源を聴くことによって1人の時間や落ち着いた時間を過ごしたいという目的が影響していると考えられています。
デジタル機器に囲まれた生活の息抜きの方法で、あえてアナログ音源を聴く人が増えていることが支持されていることに繋がります。
ロックのレコードではしゃいだ夜を過ごしては?
皆さんはロックというジャンルの音楽をご存じでしょうか?ロックと聞くと、ベースなどの低音が良く響いていいなと感じる人もいれば何だかアウトローな人物が演奏しているのを想像してしまって、あまり良いイメージを持たない人もいるかと思います。
レコード会社では、基本的にこのジャンルの音楽を扱ったCDなどの音源を販売しています。
レコードという言葉を聞くと、もしかしたら「古臭いのではないか」「音質があまり良くないのではないか」と思う人もいるかもしれません。
しかし本当のレコードの魅力は、CDとはまた違った音楽環境で曲を聴くことが出来る点にあるとされます。
曲をCDで聴くと、便利なものの、どこか薄っぺらいような音に聞こえるのですが、レトロさの溢れるレコードで曲を聴くと立体音響のような感じで聞こえるのです。